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 我々の研究室では、物質の示す多彩な性質とそれらの発現機構を、量子力学と統計力学に基づいた現代的な理論手法を駆使して解き明かすことを目的とした研究を行っています。特に興味をもって研究しているのは、固体中を運動する電子が主役を演じる様々な相転移やそれにまつわる新奇な物性です。実際のモノに密接に関わる研究から、これらの多彩な性質に対する統一的で普遍的な理解を得ることが研究の目標です。
 意欲的な学生が当研究室を進学先として志望されることを強く期待しています。研究内容に少しでも興味のある方は研究室を気軽に見学に来てください。電話やe-mailでの問い合わせも歓迎です。
強相関系の理論物質科学 - 新規量子現象の解明と創出
 主な研究対象
  • 物質:強相関電子系 (遷移金属化合物, 希土類化合物, 分子性導体, ...), 表面・界面, ナノ構造, ...
  • 現象:電子相関, 金属絶縁体転移, 磁性, 臨界現象, 量子揺らぎ, 電荷・スピン・軌道の自由度, 幾何学的フラストレーション, スピン液体, トポロジー, 自己組織化, ダイナミクス, ...
 主な研究テーマ
  • 電子のもつ電荷・スピン・軌道の自由度の競合と協調による多彩な現象
  • 電子相関とスピン軌道相互作用の協奏による新しい量子現象
  • フラストレーションや特異なトポロジーがもたらす奇妙な物性
  • 強い揺らぎのもとで現れる高次の自由度・高次の相関, それらに伴う新しい励起構造・ダイナミクス
  • 表面・界面, 乱れが絡んだナノスケールの新しい現象
  • 新しい数値計算アルゴリズムの開発や改良, etc.
 できごと
  • 日本物理学会第74回年次大会における講演情報 (3/14-17, 九州大学伊都キャンパス)
    • 17aF202-3: "反強磁性正四角台塔系(A(TiO)Cu4(PO4)4, A = Sr)の磁化曲線と電気磁気効果:A = Ba, Pbとの比較", 加藤康之, 木村健太, 三宅厚志, 徳永将史, 松尾晶, 金道浩一, 赤木暢, 萩原政幸, 木村尚次郎, 木村剛, 求幸年
    • 16pS302-11: "α-RuCl3における熱ホール効果の磁場角度依存性", 馬斯嘯, 笠原裕一, 大西隆史, 水上雄太, 田中桜平, 杉井かおり, 下澤雅明, 山下穣, 栗田伸之, 田中秀数, 那須譲治, 求幸年, 芝内孝禎, 松田祐司
    • 16pS302-10: "スピン軌道モット絶縁体において極性構造が誘起する反強磁性キタエフ型相互作用", 杉田悠介, 求幸年
    • 16pS302-9: "キタエフ模型における磁場中スピンダイナミクス", 那須譲治, 求幸年
    • 16pS302-6: "キタエフスピン液体の希土類材料探索", 張成燻, 佐野了也, 加藤康之, 求幸年
    • 15pS302-14: "スピン1/2量子ブリージングパイロクロア系の電気磁気効果", 大野瑞貴, 奥村駿, 加藤康之, 求幸年
    • 15pS305-3: "二重ジグザグ鎖-七量体CDW相転移を示すTaTe2の電子状態II", 三石夏樹, 高橋佑輝, 杉田悠介, 秋葉智起, 坂野昌人, 湯川龍, 堀場弘司, 組頭広志, 石渡晋太郎, 求幸年, 石坂香子
    • 15aB211-4: "κ型分子性導体における対称性の破れと輸送特性", 中惇, 速水賢, 楠瀬博明, 柳有起, 求幸年, 妹尾仁嗣
    • 14pS301-2: "三次元ハイパーノナゴン格子上のキタエフ模型におけるカイラルスピン液体", ミシェンコピョートル, 加藤康之, Kevin O’Brien, Troels Bojesen, Tim Eschmann, Maria Hermanns, Simon Trebst, 求幸年
  • 2/18-20に東京大学物性研究所にて行われるSymposium: Topological Phases and Functionality of Correlated Electron Systems 2019において,D2の奥村駿君がポスター講演を行います.
  • 1/31-2/2に東京大学にて行われるThe 8th Indo-Japan Seminar "Designing Emergent Materials"において,求教授が講演を行います.
  • 1/22-24に名古屋大学にて行われる第4回「トポロジーが紡ぐ物質科学のフロンティア」領域研究会において,D2の奥村駿君がポスター講演を行います.
  • 助教の加藤康之さんと求教授,および東大新領域の木村健太助教,木村剛教授を中心とした実験グループの共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(1/16)
  • D3の杉田悠介君と求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(1/4)
  • PDの岡田健さん,助教の加藤康之さんと求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(12/6)
  • 12/18に京都大学化学研究所にて求教授がセミナーを行います.
  • 12/14に東北大学材料科学高等研究所(AIMR)におけるAIMR Tea Time Talkにて求教授が講演を行います.
  • 11/7-10に東京大学物性研究所にて行われるInternational Symposium on Frontiers of Quantum Transport in Nano Scienceにおいて,PDの岡田健さんがポスター発表を行います.
  • JST CREST トポロジカル材料科学に基づく革新的機能を有する材料・デバイスの創出において、「トポロジカル機能界面の創出」(研究代表者:塚崎 敦教授 (東北大学))がスタートしました.主たる共同研究者として求教授が参加しています.

〒 113-8656 文京区本郷 7-3-1 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻
TEL/FAX:03-5841-6817 (内線:26817)

研究室は東京大学本郷キャンパス内の工学部6号館2階にあります (求教授室:225号室)