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 我々の研究室では,物質の示す多彩な性質とそれらの発現機構を,量子力学と統計力学に基づいた現代的な理論手法を駆使して解き明かすことを目的とした研究を行っています。特に興味をもって研究しているのは,固体中を運動する電子が主役を演じる様々な相転移やそれにまつわる新奇な物性です。実際のモノに密接に関わる研究から,これらの多彩な性質に対する統一的で普遍的な理解を得ることが研究の目標です。
 意欲的な学生が当研究室を進学先として志望されることを強く期待しています。研究内容に少しでも興味のある方は研究室を気軽に見学に来てください。電話やe-mailでの問い合わせも歓迎です。
強相関系の理論物質科学 - 新規量子現象の解明と創出
 主な研究対象
  • 物質:強相関電子系 (遷移金属化合物, 希土類化合物, 分子性導体, ...), 表面・界面, ナノ構造, ...
  • 現象:電子相関, 金属絶縁体転移, 磁性, 臨界現象, 量子揺らぎ, 電荷・スピン・軌道の自由度, 幾何学的フラストレーション, スピン液体, トポロジー, 自己組織化, ダイナミクス, ...
 主な研究テーマ
  • 電子のもつ電荷・スピン・軌道の自由度の競合と協調による多彩な現象
  • 電子相関とスピン軌道相互作用の協奏による新しい量子現象
  • フラストレーションや特異なトポロジーがもたらす奇妙な物性
  • 強い揺らぎのもとで現れる高次の自由度・高次の相関, それらに伴う新しい励起構造・ダイナミクス
  • 表面・界面, 乱れが絡んだナノスケールの新しい現象
  • 新しい数値計算アルゴリズムの開発や改良, etc.
 できごと
  • 佐藤正寛先生(茨城大理)に10/28に「多様な磁性体における非線形電磁波応答の理論」というタイトルでセミナーをしていただきます.
  • 研究生の乾幸地君と求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(10/20)
  • 道下佳寛さん(京大理)に10/14に「強相関電子系における非線形応答」というタイトルでセミナーをしていただきます.
  • 横溝和樹さん(東工大理)に10/7に「非エルミート系におけるブロッホバンド理論」というタイトルでセミナーをしていただきます.
  • M2の清水宏太郎君が,新学術領域研究「量子液晶の物性科学」 量子物質開発フォーラムにて口頭発表を行いました.(10/1)
  • 那須譲治さん(横国大理)と求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(8/26)
  • ケルン大学のTim Eschmann, Kevin O'Brien, Simon Trebst,D3のミシェンコピョートル君,研究室OBのTroels Bojesen,助教の加藤康之さん,ストックホルム大学のMaria Hermannsと求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(8/19)
  • 中惇さん(早大高等研),速水賢さん(東大工),楠瀬博明さん(明大理工),柳有起さん(東北大金研),妹尾仁嗣さん(理研)と求教授の共著論文がPhysical Review Bに出版されました.(8/11)

〒 113-8656 文京区本郷 7-3-1 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻
TEL/FAX:03-5841-6817 (内線:26817)

研究室は東京大学本郷キャンパス内の工学部6号館2階にあります (求教授室:225号室)